映画『ビニールハウス』 感想

ネタバレ:あり(ここからありって書きます!)

映画館で観た方が良いか:観なくていいかな

 

ビニールハウス観てきた。

予告で流れて気になってたしね、半地下はまだマシってやつ。

感想としてはね、、、微妙っす。。。

まあ、観るか迷ってんなら観なくていいと思うよ。終わりが、え!??ってなる(あまり良くない意味で)

 

ここからネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーんそうね、まず、伏線回収が全然されない。

終わり方微妙過ぎだろ!ちゃんと終わらせよ!って思うのが、まず第一の感想。

正直、半地下の方が全然面白かった。

 

こっからあらすじ書くけど、全体的に関係性とかはっきりしないところ多くて、良くわからんってなるかも。大筋は分かると思う。

まず、主人公は、おばさんで、仕事は介護か家政婦に近いヘルパーさんみたいなことをしてる。ただ、職場が特殊で、目の見えないお爺さんと認知症のお婆さん夫婦の家で身の回りの世話をしてる。お爺さんは目は見えないけど、他はいたって健康で、人当たりもすごく良いまともな人。だけど、お婆さんの方は認知症で完全にお爺さんの事もわからないし、他人に対して汚い言葉を吐いてしまう。主にお爺さんが依頼主で、お婆さんの身の回りの世話をお爺さんができないから主人公のおばさんにしてもらってるって感じかな。

一方で、主人公のおばさんも問題を抱えている。まず、ビニールハウスに住んでる。ここもなんでって思うかもしれないけど、そこに住むことになった経緯とかは一切出てこない。ただお金はないんだろうなって感じはする。

あとは、シングルマザーで息子は少年院みたいなところにいて、もうすぐ出てくるからおばさんは一緒に住みたいと思ってるけど、息子の方は、う〜ん、どうしよって感じ。

あと、主人公のお母さん(こちらもおばあさん!)も認知症で病院にいる。こっちのおばあさんは暴力的な言葉は喋らないけど、ほとんど喋らなくて意思の疎通ができない。

 

そんな中、お爺さんの留守中に、お婆さんを主人公のおばさんが、(ジジババばっかやな!)入浴させてると、おばあさんが暴れてしまって、おばさんが振り払ったらお婆さんが頭をお風呂の床にぶつけて死んでしまう。

主人公のおばさんは、救急車を呼ぼうとするんだけど、そこでちょうど息子から電話がかかってくる。

息子「おれ、母さんと一緒に住む」

この一言がきっかけでおばさんはお婆さんの死を隠蔽することにする。

具体的には、自分の母であるおばあさんを死んだお婆さんと入れ替わらせる。お爺さんは目が見えなことを利用して。

お婆さんの死よりも少し前にお爺さんは医者の友達に軽度の認知症と診断される。

お爺さんは、それまでうるさかったお婆さんが急に静かになったことで怪しみ、目が見えない中でもおばあさんの顔を触り、自分の知っているお婆さんではないと思うが、自分は認知症だということもあり、なかなか確信を持てないまま数日が経つ。

 

お爺さんは自殺を考える。自分が認知症になった時にお婆さんの面倒や、施設に入ることを考えてのことだと思う。

ここからが展開が速くて、いっぱい死にます。

まず、入れ替わってるおばあさん(主人公の母)はお爺さんに殺されます。

お前を置いてはいけない的なことで、お爺さんがお婆さんの首を絞めるんだけど、おばあさんはそこで、「ごめんなさい。ちがうの。」と声を上げ、お爺さんは以前のお婆さんの声でないことに気づくが、認知症で自分がわからなくなっていると思い込み、そのまま。。。。

ここが一番ショックなシーンだったかな。お爺さんの自殺のところまでは描かれていないけど、そのあと自殺したのは間違いないと思う。

 

あとは、息子。

息子はお母さん(主人公)に出所する日を伝えておらず、行く当てもなく、お母さんが住んでいたビニールハウスに向かう。ちなみにおばさんは息子と住むことになった新居のマンションにウキウキで引っ越し済み。

ただ、ビニールハウスには、お婆さんの死体が隠してあった。息子は誰か来たと思ってビニールハウスの中に隠れるが、おばさんは気づかずに、死体をビニールハウスごと燃やすために火をつけてしまって。。。

 

終わり。

 

って感じ。

な?微妙だろ?? 伝わってないと思うけど。

ここで終わった時めっちゃ、は???ってなった。

そんで、ちょっとして、え~~~~ここで終わるんかい!!って感じ

見終わった後、もやもやする。

そんで、感情が高まり、ブログに書くことになる。

 

ま、ブログに書けて気持ちはすっきりしたかな~~

あくまで人それぞれだからね、観たいと思ったら観に行くのがいいと思うよ。

 

では、また~~